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お知らせ 2014年SAJ公認スキー指導員&バッジテスト 評価の観点

スキーシーズンまっさかり!!

皆さん、スキーライフを楽しんでいることと思います。
さて2014年のSAJ公認スキーバッジテストの評価観点のまとめです。(SKI Graphicより)

  • 指導員
    ■プルークボーゲン
      ポジショニング、エッジング、スピードと回転弧、バランス、リズム、タイミングが評価観点となる。 真下へのプルークからターン外側のスキー抵抗を強め、大きくなる抵抗を外脚で受け止めターンを開始する。 プルークの姿勢をキープしたまま外スキーの内側のエッジで制動をかけていく。

     

    ■横滑りの展開
     スペース指示によるリズム変化:大回りから小回りがあります。

    ■シュテムターン
      ターンの早い段階から内スキーを引き寄せ、両スキーでカービングする。 内スキーを引き寄せた後は更に傾きを増し、目的の回転弧の舵取りに必要な傾きまで達してパラレルのカービングを続ける。

    ■基礎パラレルターン小回り
      カービングを強めたショートターンで速度制御を行い、雪面を適切に捉え急斜面にも対応できる適切な滑走スピードで滑る。

    ■基礎パラレルターン大回り
      スキーのカービング性能を引き出し、雪面を適切に捉え、同時にターンの切り替えを洗練させ、ターン初期からカービングを目指す。

  • 1級
    ■横滑り
      横滑りを連続しターンに繋げる。 あくまでターンに結びつけることが目的なので横滑りは滑らかに行う。

    ■基礎パラレルターン小回り
      カービングを強めたショートターンで速度制御を行い、雪面を適切に捉え急斜面にも対応できる適切な滑走スピードで滑る。

  • 2級
    ■シュテムターン
      初歩段階のシュテム動作です。 フォールラインを過ぎてから内スキーを引き寄せる。 外スキーに乗ったまま傾きを作っていく。 ストックは使わない。

     

    ■基礎パラレルターン小回り
      基礎パラレルターンで横滑りからの展開のズレが大きなショートターンです。

    ■基礎パラレルターン大回り
      基礎パラレルターンで横滑りからの展開のズレが大きなロングターンです。

  • 3級
    ■シュテムターン
      初歩段階のシュテム動作です。 フォールラインを過ぎてから内スキーを引き寄せる。 外スキーに乗ったまま傾きを作っていく。 ストックは使わない。

     

    ■基礎パラレルターン大回り
      基礎パラレルターンで横滑りからの展開のズレが大きなロングターンです。

  • 4級
    ■プルークボーゲン(制動)
      プルークボーゲンによるリズム変化ができる到達度を評価する。 5級よりも少し回転弧が深く、リズム変化ができる程、余裕がある滑りが目安になります。

  • 5級
    ■プルークボーゲン(制動)
      プルークボーゲンができる到達度を評価する。 緩斜面整地で行い、少し蛇行するような動きとなる。 両スキーの内側エッジで制動をかける。

お知らせ 2014年SAJ公認スキーバッジテスト 新種目滑り方

埼玉県スキー連盟 約1,000人以上の指導者が集まり指導者理論研修会が行われました。
(全国で1,000人以上集まる会場は3県ぐらいしかないそうな!!)
skijournal12今回、外脚荷重を筆頭に、「スキーのたわみを利用したズレを伴いながら雪面を捉える:ずらし」て滑るにフォーカスされています。
検定内容も変更があり、これまでカービングで切って滑りましょうだったのに、えって感じですね
 基礎パラレル・・・・ 横滑り・・・・ シュテムターン・・・・

ここ7・8年前に始めたカービング世代は、ずらして滑っていないので以外に難しいかもしれません。

1級・2級受験者は、「SKIjournal12月号 1,050円」に写真付で紹介されていました。 またSKIGraphicの付録DVD「宮下征樹・・・」もイメージしやすいかも!! 早速、書店で購入すべし・・・指導員・準指導員受験者は 「スキー指導と検定2014 2,300円」を必ず購入していると思いますのでDVDが擦り切れるまで見て雪上前にイメージしておきましょう。 (本屋の回し者みたいですねww)

■基礎パラレル大回り・小回り
SKIjournalページ104、105ですが、スピードを制御しながら滑る・・・もっとイメージできるのが、SKIGraphicの宮下征樹が教える「スキーと身体のさばき方」第2回Theme3ひねり操作によるコントロール「ロングターン編」が良いと思います。

脚部のひねり操作を中心にスキーをコントロールさせ、ズレを使って滑る。 脚部のひねり操作が基本となるため、上体の向きはスキーのトップよりもわずかにターン外側を向く外向姿勢が基本となる。 このとき、ターン外側の肩、腕を下げるようにする。

■1級横滑り
SKIjournalページ101となりますが、写真上段の大回りの横滑りが検定対象となります。
写真は指導員検定の内容です写真下段の小回り横滑りは1級検定では対象外となります

斜滑降から斜め前に横滑りします。 高い姿勢の斜滑降から脚を曲げてスキーを山側にわずかに回旋し横滑りする。
谷側のストックをきっかけにしてスキーの回旋を行い、スピードを制御しながら複数回行う。
検定の際は、スペースが決められるので複数回実施する。

■2級シュテムターン
SKIjournalページ102、103を見てください。 諸先輩方は昔の長い板で経験されているので、アレねという具合でしょうが、最近のカービング世代は、どうやってやるのですよね

斜滑降または山回りターンから山スキーをハの字型に開きます。 開いた山(外)スキーでカービングします。
谷川のストックをきっかけにして内スキーを外スキーに揃えます。 揃えた両スキーでカービングし、スピードと方向をコントロールして滑る。

受験者の方、合格目指してがんばりましょう!!

イメージ動画:2014年SAJ公認スキー指導員&バッジテスト 評価の観点